赤い雪 -Red Snow-
2019 | 共同プロデュース

©︎2019「赤い雪」製作委員会
人の記憶はこんなにも曖昧で、残酷なものなのか-。
国内外の映画祭で映像美の高さで高い評価を受けている新進気鋭の女性監督・甲斐さやかが、実話を基にオリジナル脚本を執筆したミステリーサスペンス。
ある少年失踪事件をきっかけに、“被害者の兄”と“容疑者の娘”の運命の歯車が大きく動き始める模様を描く。
永瀬正敏、菜葉菜、井浦新、佐藤浩市、夏川結衣ら、日本映画業界が誇る豪華な俳優陣が集結。
雪が降り続く小さな村で一人の少年が忽然と姿を消した。
失踪した少年と一緒にいた兄、一希の曖昧な記憶に警察の捜査は混乱。
そんな中、誘拐監禁殺人の容疑者として捜査線上に江藤早奈江が浮かび上がる。
他に何件もの殺人容疑がかかる中、江藤早奈江は完全黙秘で無罪となる。
30年の年月が経過し、少年失踪事件の容疑者だった早奈江の一人娘、早百合を見つけ出した事件記者の木立が一希を訪ねてくる。
毎夜、雪で弟を見失う悪夢に苛まれ、自分を責め続ける一希。
人間は強烈な大変の呵責、苦痛によりその間の記憶を全て喪失することがある。
もはや記憶からは「真実」に辿り着けない。
少年が消えた事件の日から被害者の兄と容疑者の娘という、心に傷を持つ男と女が交錯する。
「完全黙秘」と「曖昧な記憶」の先には予想できない結末が待ち受けていた…
■作品情報
監督・脚本:甲斐さやか
プロデューサー:浅野博貴
出演:永瀬正敏、菜葉菜、井浦新、夏川結衣、佐藤浩市
配給:アークエンタテイメント
公開日:2019年2月1日
上映時間:106分
公式サイト: https://akaiyuki.jp
■受賞歴
第17回マラケシュ国際映画祭 コンペティション部門選出
第14回Los Angeles Japan Film Festival 最優秀作品賞、最優秀俳優賞(菜葉菜)
新藤兼人賞2019 ノミネート(甲斐さやか)
第34回高崎映画祭 新進監督グランプリ(甲斐さやか)